【無垢床はワックス不要って本当?】ズボラな私でも「20年後も綺麗」を保てる理由

「せっかく家を建てるなら、素足が気持ちいい無垢の床にしたい」

「でも、半年に一度はワックスをかけないといけないって聞くし…」

「共働きで子育てもあるのに、そんな時間も体力もない」


住宅展示場やSNSで素敵な無垢床を見るたびに、このようなジレンマに悩まされる方は非常に多いものです。確かに、一般的なハウスメーカーの営業担当者からは「無垢材はメンテナンスが必須です」と説明されることが多く、その一言で採用を諦めてしまうケースも少なくありません。


しかし、本当にそこまで神経質になる必要があるのでしょうか?

実は、プロの視点から見ると「無垢床=頻繁なワックスがけが絶対条件」というのは、必ずしも正解ではありません。正しい知識と選び方さえ知っていれば、忙しい毎日の中でも、無理なく無垢の木の経年変化を楽しみながら、20年、30年と美しく住み続けることは十分に可能です。


この記事では、多くの人が抱える「無垢床のメンテナンス」に関する誤解を解き、ワックスに縛られずに快適に暮らすための現実的な解決策を解説します。


【目次】

- 「ワックスしない」とどうなる?20年後のリアルな姿

- 手入れを楽にする「ワックス不要」の3つの選択肢

- 「手入れが楽な床」を決めるのは、ワックスより「木の質」

- 達美建設が提案する「素足で過ごせる本物の無垢材」

- まとめ:20年後、もっと好きになる家へ




■ 「ワックスしない」とどうなる?20年後のリアルな姿

「もし、新築から一度もワックスをかけなかったら、床はどうなってしまうのか?」

これは、多くの施主様が最も恐れているポイントでしょう。結論から言えば、一般的な合板フローリングでワックス(コーティング)が剥げると、表面のプリント層が傷つき、見るも無残な「劣化」を辿ります。しかし、本物の木である無垢材の場合、話は全く別です。



・ 合板は「劣化」し、無垢は「変化」する

まず理解すべきは、合板フローリングと無垢床の決定的な違いです。

合板フローリングは、完成した瞬間が一番美しく、そこから先は傷や日焼けによって徐々に価値が下がっていく「経年劣化」の道を辿ります。一方、無垢床は、住む人が歩くことで表面が磨かれ、日光を浴びて色が深まり、新品の時とは違う味わい深い表情へと変わっていく「経年変化(経年美化)」の性質を持っています。

つまり、多少ワックスをサボったとしても、それが直ちに「汚い床」になるわけではなく、「使い込まれた味のある床」になるポテンシャルを秘めているのです。



・ ワックスをしないことによる「リスク」と「メリット」

もちろん、全く手入れをしないことによるリスクはあります。

最も大きなリスクは「汚れやシミ」です。ワックスやオイルによる保護膜がない(あるいは薄れた)状態だと、水や油をこぼした際に木がすぐに吸収してしまい、シミとして残りやすくなります。また、過度な乾燥により、表面が毛羽立ったり、ささくれができたりする可能性もあります。


一方で、過剰なワックスがけをしないメリットもあります。

分厚いワックスの膜を作らないことで、木が本来持つ「調湿作用」や「温かみのある手触り」を損なわずに済みます。「ピカピカの床よりも、少し傷があってもサラッとした木の感触が好き」という方にとっては、むしろ頻繁なワックスがけは不要とも言えるのです。




■ 手入れを楽にする「ワックス不要」の3つの選択肢

「ワックスがけは面倒だけど、シミだらけになるのも嫌だ」

そんなわがままな願いを叶えるために、知っておくべき3つの選択肢があります。ご自身のライフスタイルや性格に合わせて選ぶことで、入居後のストレスを劇的に減らすことができます。



・ 選択肢①:浸透性オイル仕上げ(おすすめ)

最もおすすめなのが、自然由来のオイルを木に染み込ませる「オイル仕上げ」です。

これは、表面に硬い膜を作る「ワックス」とは異なり、木の呼吸を妨げません。最大のメリットは、「誰でも簡単に、部分的な補修ができること」です。

例えば、子供がジュースをこぼしてシミになっても、その部分だけサンドペーパーで軽く削り、オイルを布で塗り込めば元通りになります。部屋中の家具を動かして、半日かけて床全体にワックスを塗る…といった大掛かりな作業は不要。「気になった時に、気になった場所だけ手入れする」という気楽な付き合い方が可能です。



・ 選択肢②:高機能ウレタン塗装

「絶対にシミを作りたくない」「メンテナンスフリーが良い」という方には、表面をウレタン樹脂などでコーティングする塗装があります。

水や汚れを完全に弾くため、普段のお手入れは水拭きだけでOK。ワックスがけも基本的には不要です。ただし、木の表面をプラスチックの膜で覆ってしまうため、無垢材特有の「足触りの良さ」や「調湿効果」は失われます。また、一度傷がつくとプロでないと補修が難しいため、20年後のメンテナンスコストは高くなる傾向があります。



・ 選択肢③:キヌカや蜜蝋など「自然派」ワックス

化学物質を含まない、米ぬか(キヌカ)や蜜蝋(みつろう)を使ったワックスです。

これらは素手でも塗れるほど安全で、赤ちゃんやペットがいる家庭でも安心です。また、フローリング用ワックスのように塗りムラができにくいため、掃除の延長でササッと塗ることができます。「本格的なワックスがけは無理だけど、年末の大掃除の時に少し床を労ってあげたい」という方には最適な選択肢です。




■ 「手入れが楽な床」を決めるのは、ワックスより「木の質」


前項ではワックスや塗装の種類についてお話ししましたが、実はそれ以上に「日々の手入れの楽さ」を左右する根本的な要因があります。

それは、使用する「木材そのものの品質」と「施工の精度」です。


どれだけ高価なワックスを使っても、木材自体の質が悪ければ、床はすぐに反ったり、隙間が空いたりしてしまいます。この「隙間」こそが、掃除を面倒にする最大の敵なのです。



・ 「隙間」がなければ、掃除は驚くほど楽になる

無垢材は生きているため、湿度の変化によって多少の伸縮を繰り返します。しかし、十分に乾燥されていない未熟な木材を使用したり、施工技術が未熟だったりすると、数年で床板同士の間に大きな隙間ができてしまいます。

ここにホコリや食べこぼしが詰まると、掃除機では吸い取れず、爪楊枝で掻き出すような手間が発生します。「無垢床は大変」と言われる原因の多くは、実はワックス掛けではなく、この「隙間の掃除」にあることが多いのです。


逆に言えば、地域の気候風土に合った良質な木材を選び、腕の良い職人が施工した床であれば、大きな隙間が生じることは稀です。

結果として、日常のメンテナンスは掃除機をかけるだけで十分。汚れが気になった時に固く絞った雑巾で拭く程度で、20年後も美しい状態を保つことができます。ワックスの有無よりも、まずは「変形しにくい良い木を選んでいるか」を建築会社に確認することが、メンテナンスフリーへの近道です。




■ 達美建設が提案する「素足で過ごせる本物の無垢材」


ここまで、失敗しない無垢床の選び方をお伝えしてきました。

岡山県真庭市・津山市エリアで家づくりを手掛ける私たち「株式会社 達美建設」では、お客様がメンテナンスの不安を感じることなく、無垢材の心地よさを存分に味わえる住まいをご提案しています。



・ 標準仕様で「本物の無垢」を採用する理由

達美建設の手掛ける「木のひらや」などの注文住宅では、標準仕様で無垢の床材を採用しています。

私たちが選ぶのは、地元の気候に適した良質な木材です。木を知り尽くした地元のスタッフと熟練の大工さんが施工するため、無垢材特有の反りや隙間のリスクを最小限に抑え、長く安心して住める品質を実現しています。

「ワックスがけに追われる家」ではなく、「年月とともに味わいが増す家」を目指しているからこそ、素材選びには一切の妥協をしません。



・ 3D CADで「床のある暮らし」を具体的にイメージ

「無垢床にしたいけれど、キッチン周りの汚れが心配…」

そんな不安をお持ちの方には、設計段階で「3D CAD(立体画像)」を使ったシミュレーションを行っています。

単に間取り図を見るだけでなく、床材の質感や部屋全体の雰囲気をリアルな立体映像で確認できるため、「キッチンだけはタイル張りにする」「水回りには水に強い木種を選ぶ」といった、生活スタイルに合わせた具体的な対策を事前に講じることが可能です。

このように、デザイン性だけでなく、日々の家事動線や掃除のしやすさまで考慮したプランニングができるのも、達美建設の強みです。



・ 一生モノの家だから、納得いくまで相談を

私たちは「住まいづくりは一生に一度」と考え、お客様が少しでも不安を残したまま契約を進めることはありません。

床のメンテナンス方法はもちろん、予算や機能性、将来のリフォームまで、納得いくまで何度でもお打ち合わせを重ねます。地元に根差した工務店として、お引き渡し後も何かあればすぐに駆け付ける手厚いアフターフォローをお約束します。


まずは一度、私たちが建てる家の「空気感」を肌で感じてみませんか?

無垢床の経年変化の様子や、実際のお手入れ方法についても、詳しくご説明させていただきます。


達美建設へのご相談・お問い合わせはこちら




■ まとめ:20年後、もっと好きになる家へ


無垢床の導入を迷わせる「ワックスがけ」のハードル。しかし、正しい知識と、信頼できる施工会社があれば、その不安は決して大きな問題ではありません。


  • - 神経質なワックスがけは不要。部分補修ができる「オイル仕上げ」が便利。
  • - 掃除を楽にする鍵は、ワックスよりも「施工精度」と「木の質」。
  • - 傷や汚れも「家族の歴史」として愛せるのが、無垢材の最大の魅力。


ピカピカの新品状態を維持しようと必死になるのではなく、20年後に「いい色になったね」と家族で笑い合える。そんな豊かさが、無垢の家にはあります。

達美建設では、新築はもちろん、リフォームやリノベーションでの無垢材導入のご相談も承っています。真庭市、津山市で「木の家」をご検討の方は、ぜひお気軽にお声がけください。


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