新築購入には多くの人が憧れを持っていますが、高額な費用がかかるため、実現が難しいと思っている人も多いかもしれません。しかし、知らない人が多いのですが、実は新築購入には補助金があることをご存知でしょうか。今回は、新築購入に関する補助金について解説します。
新築購入に向けた補助金
1. 子育てエコホーム支援事業
エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦世帯による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修等に対して支援することにより、子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラルの実現を図ることを目的とした事業です。
また、住宅ローン控除に加え、減税措置もあるため、住宅購入には大きな助けとなる制度です。長期優良住宅、又はZEH水準住宅の家であることが条件になりますが長期優良住宅の場合最大で100万。ZEH水準住宅の場合最大で80万の補助を受けられます。
2. 令和6年度おかやまの木で家づくり支援事業
岡山県では、建築用木材需要の大半を占める住宅建築や民間非住宅建築物において、県産乾燥材, 森林認証材及びJAS製品の積極的な使用を推進するため、県産森林認証材を使用した木造住宅・民間非住宅建築物を対象に助成金を交付する事業を実施しています。助成対象の木材を使用することで 3万円/㎥ 県産森林認証材のJAS製品の場合 4万円/㎥で 12~32万円の支援を受けられ、ほとんどの家が対象と言えます。
3.令和6年度真庭市木材利活用促進支援事業補助金
真庭市内に建てる80㎡以上の住宅で、同市内の木材を8㎥使用することで60万円の補助を受けられます。こちらもほとんどの家が対象と言えるでしょう。
又、ZEH又はNearlyZEHの認定住宅であれば30万上乗せで、最大90万の補助金を受けられます。
補助金を受けるための条件
子育てエコホーム支援事業は長期優良住宅、又はZEH水準住宅の家であることが条件になりますので、認定を受けるための費用や仕様アップしなくてはいけない部分も発生しますが、その分高性能を保証され光熱費などのランニングコストが削減できて住み心地もアップした家になります。
おかやまの木で家づくり支援事業と真庭市木材利活用促進支援事業は既定の木材を使用するともらえる補助金です。必要書類は建築会社の方で手配します。(なくなり次第終了なので年度末には受けられなくなっている場合もあります)
補助金を受けるための手続き
基本的にはいずれの補助金も必要な書類や手続きは建築会社にお任せで大丈夫です。納税証明書や住民票などを必要に応じて取得して頂く程度で大丈夫です。
補助金を受けることで得られるメリット
補助金を受けることで得られるメリットは以下の通りです。
- 登記などの手続き費用に充てられる
- 住宅ローンの返済が楽になる
- 住宅購入後の家具や家電の購入費に充てられる
- カーポートや外構の工事に充てられる
まとめ
新築購入には、国や自治体によってさまざまな補助金が用意されています。補助金を受けることで、購入費用の軽減や住宅ローンの返済が楽になるなど、多くのメリットがあるため、ぜひ活用してみてください。
よくある質問
Q1. 補助金はどのくらいもらえるのでしょうか?
ほとんどの方がもらえる物と思っていいのは岡山県の木材補助金の32万と真庭市の木材補助金の60万の計82万ですが、認定住宅にする事で最大212万の補助金を受けられます。