皆さん、こんにちは。岡山県真庭市を拠点に、地域密着で注文住宅新築、増築・改築、リフォーム・リノベーションを手掛けている株式会社達美建設です。
岡山県北部への移住を考える中で、「新築で家を建てるべきか」「空き家を購入して改修する方がよいのか」「補助金は使えるのか」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
移住後の住まい選びでは、家の価格だけでなく、土地、建物の状態、改修費、地域材の活用、補助金の申請タイミングまで含めて考えることが大切です。特に補助金は年度や予算、対象条件によって変わるため、早い段階で確認しておく必要があります。
この記事で得られる3つの重要ポイントは以下の通りです。
- 真庭市・津山市で新築と空き家活用を比較するときの考え方
- 2026年時点で確認しておきたい住まい関連の支援制度
- 補助金を使う前に注意したい申請タイミングと相談の進め方
目次
- ■ 岡山県北部への移住で家づくりを考える人が増えている理由
- ■ 移住後の住まいは「新築」と「空き家活用」で考え方が違う
- ■ 真庭市で新築する場合に確認したい補助金
- ■ 岡山県産材を使う場合に確認したい補助金
- ■ 津山市で空き家を購入・改修する場合の支援制度
- ■ 真庭市で空き家を購入・改修する場合の支援制度
- ■ 移住支援金も住まい計画と合わせて確認
- ■ 補助金を使う前に注意したい申請タイミング
- ■ 達美建設に相談できること
- ■ まとめ
■ 岡山県北部への移住で家づくりを考える人が増えている理由
真庭市・津山市を中心とした岡山県北部は、自然環境の近さや落ち着いた暮らしを求める方にとって、住まいを考えやすい地域です。
一方で、移住して家を持つ場合は、都市部とは違う生活前提を理解しておく必要があります。
たとえば、岡山県北部では車での移動を前提に考える場面が多くなります。家を建てる場合も、建物の広さだけでなく、駐車スペース、玄関まわりの動線、庭や物置の配置まで含めて検討することが大切です。
また、移住後の住まいにはいくつかの選択肢があります。新築で一から暮らしに合う家を建てる方法もあれば、空き家を購入して改修する方法もあります。どちらが合うかは、予算だけでなく、暮らし方、家族構成、将来の住み方によって変わります。
特に真庭市・津山市周辺では、木造住宅や地域材、空き家活用に関する支援制度が用意されている場合があります。ただし、制度は年度ごとに内容や受付状況が変わるため、2026年7月時点の情報として確認し、実際に利用する際は必ず自治体の最新情報を確認してください。
■ 移住後の住まいは「新築」と「空き家活用」で考え方が違う
移住後の住まいを考えるときは、新築と空き家活用を同じ基準だけで比較しないことが大切です。
新築は暮らしに合わせて計画しやすい一方、空き家活用は建物の状態や改修範囲によって費用と手間が変わります。
新築の場合は、間取り、断熱、収納、動線、素材、将来の暮らし方を一から考えられます。特に平屋や木の家を検討している方にとっては、家事動線や家族の距離感、自然素材の取り入れ方を整理しやすい選択肢です。
一方で、空き家を購入して改修する場合は、建物の状態確認が重要になります。見た目はきれいでも、構造、雨漏り、断熱、水回り、シロアリ、配管などに手を入れる必要が出ることもあります。購入費が抑えられても、改修費を含めると想定より高くなるケースもあります。
ここでは、移住後の住まいを考えるための比較シートとして整理します。最初からどちらかに決めるのではなく、自分たちの状況に当てはめながら確認すると判断しやすくなります。
新築・空き家活用 比較シート
- 新築:間取りや動線を一から考えたい方に向いています
- 新築:断熱、収納、設備、素材を今の暮らしに合わせて計画しやすいです
- 新築:土地の条件や建物の大きさによって総額が変わります
- 新築:地域材や木造住宅の補助金を確認できる場合があります
- 空き家活用:既存の建物や土地を活かしたい方に向いています
- 空き家活用:購入費だけでなく、改修費や家財撤去費も確認が必要です
- 空き家活用:建物の状態によっては大きな工事が必要になることがあります
- 空き家活用:空き家バンクや定住促進補助金の対象になるか確認が必要です
- 共通:契約前、着工前、申請前に制度の対象条件を確認することが大切です
- 共通:家族構成、車の台数、将来の暮らし方も合わせて整理しましょう
すべてに当てはまる必要はありません。新築と空き家活用は、どちらが優れているかではなく、どちらが自分たちの暮らしに合うかで考えることが大切です。
■ 真庭市で新築する場合に確認したい補助金
真庭市で木造住宅を新築する場合は、真庭産材を活用した住宅支援制度を確認しておきたいところです。
ただし、補助金は対象条件や受付期間、予算上限があるため、家づくりの早い段階で確認する必要があります。
真庭市では、令和8年度真庭市木材利活用促進支援事業補助金として、木造住宅の新築に対する支援が案内されています。令和8年4月1日から受付開始とされ、新築一戸あたり60万円、ZEH認定住宅にはさらに30万円の上乗せがあるとされています。
対象となる住宅には、市内に一戸建て木造住宅を新築すること、真庭産材等を主要構造部材に8立方メートル以上使用すること、延床面積が80平方メートル以上であることなどの条件があります。また、市外から移住する場合も、新築後に速やかに真庭市に住民登録することなどが条件に含まれています。
ZEHとは、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略です。断熱性能や省エネ設備、再生可能エネルギーなどを組み合わせ、年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロに近づけることを目指す住宅の考え方です。
この制度は、木材の使用量や住宅性能、申請時期が関係します。補助金を使える前提で計画する場合は、設計や見積もりを進める前に、制度の対象になるか確認しておくと安心です。
参照URL:
令和8年度真庭市木材利活用促進支援事業補助金 まにわの木で住宅を建てませんか
■ 岡山県産材を使う場合に確認したい補助金
岡山県産材を使った木造住宅を考える場合は、岡山県の「おかやまの木で家づくり支援事業」も確認しておきたい制度です。
この制度は建築主に直接交付されるものではなく、県内で木造住宅などを新築または改修する施工業者を対象にした助成制度です。
岡山県では、令和8年度おかやまの木で家づくり支援事業として、県産森林認証材を使用して住宅や民間非住宅建築物の新築、または既存住宅の改修をする施工業者を対象に助成金を交付しています。
住宅新築の場合は、建築主が居住するための一戸建て木造住宅であること、主要構造部材に県産森林認証材の乾燥材を4立方メートル以上使用することなどが条件とされています。助成金額は住宅新築で12.8万円から30.4万円とされています。
注意したいのは、制度の申請者が施工業者である点です。家を建てる方が確認する際は、「この制度の対象になる木材を使えるか」「施工業者として対応可能か」「見積もりや契約のどの段階で確認すべきか」を相談しておく必要があります。
また、岡山県の案内では先着順に受付を行い、予算がなくなり次第受付終了とされています。年度途中で受付状況が変わる可能性があるため、最新の受付状況を確認しておきましょう。
参照URL:
■ 津山市で空き家を購入・改修する場合の支援制度
津山市で空き家を購入して移住する場合は、空き家活用定住促進事業補助金を確認しておきたい制度です。
空き家活用では、購入費だけでなく、改修費をどこまで見込むかが住まい計画の大きなポイントになります。
津山市では、津山市住まい情報バンクなどに登録された空き家を購入した移住者に対して、購入費補助金と改修費補助金を交付する制度が案内されています。購入費補助金は上限30万円、改修費補助金は上限60万円とされています。
空き家を活用する場合、まず確認したいのは、その物件が制度の対象になるかどうかです。一般的に、空き家バンク等に登録された物件であることや、移住者であること、定住の意思があることなどが関係します。
また、改修費補助金を使いたい場合は、工事の内容や契約のタイミングに注意が必要です。制度によっては、工事着手後や契約後では申請できない場合があります。気になる物件がある段階で、自治体窓口や施工会社へ早めに相談することをおすすめします。
津山市で空き家を検討する際は、「購入費が安いか」だけでなく、「安心して住める状態にするために、どの程度の改修が必要か」を合わせて確認しましょう。
参照URL:
■ 真庭市で空き家を購入・改修する場合の支援制度
真庭市で空き家を購入または改修して住む場合は、空き家活用補助金の対象になるか確認しておきましょう。
購入と改修で対象経費や注意点が異なるため、どちらの制度を使いたいのかを整理することが大切です。
真庭市の空き家活用補助金では、空き家を購入して居住する方に対して、購入費用の一部を補助する制度が案内されています。基本は対象経費の3分の1以内、上限30万円とされ、申請者や配偶者が40歳未満の場合、移住者の場合、子育て世帯の場合などに上限額が加算される場合があります。
また、空き家を購入または賃借して居住する方に対して、改修費用の一部を補助する制度もあります。こちらも基本は対象経費の3分の1以内、上限30万円とされ、年齢、10年以上居住の意思、移住者、子育て、真庭産木材の活用などにより加算される場合があります。
ただし、改修工事後の申請は受付できないと案内されています。業者への委託契約後も受付できないとされているため、補助金を使いたい場合は、工事内容を決める前に制度確認を行う必要があります。
空き家活用は、住まいを手に入れる費用を抑えられる可能性がある一方で、改修範囲の見極めが難しい選択肢です。建物の状態を確認せずに購入を進めると、後から水回り、断熱、屋根、外壁、床、配管などの改修費が増えることもあります。
真庭市で空き家を検討する場合は、補助金の対象条件だけでなく、その家に長く安心して住めるかどうかも合わせて確認しましょう。
参照URL:
■ 移住支援金も住まい計画と合わせて確認
岡山県外から移住する場合は、住宅関連の補助金だけでなく、移住支援金の対象になるかも確認しておきたいところです。
ただし、移住支援金は誰でも対象になる制度ではなく、移住元、移住先、就業、世帯構成などの条件があります。
岡山県移住ポータルでは、令和8年度移住支援金制度として、2人以上の世帯の場合は最大100万円、18歳未満の世帯員を帯同して移住する場合は、18歳未満の者1人につき最大100万円が加算される場合があると案内されています。
一方で、移住支援金は住まいを建てるだけで使える制度ではありません。東京圏からの移住、対象求人への就業、テレワーク、起業など、制度ごとに細かな要件があります。住まい計画と一緒に確認する場合は、移住予定の市町村窓口で対象になるかを確認することが大切です。
また、住宅関連の補助金と移住支援金は、対象や申請窓口が異なることがあります。新築、空き家購入、空き家改修、移住支援金を同時に考える場合は、それぞれの申請時期と条件を分けて整理しておきましょう。
制度の名称が似ていても、対象者や使える費用は異なります。迷った場合は、自治体の公式ページを確認し、必要に応じて窓口へ相談することをおすすめします。
参照URL:
■ 補助金を使う前に注意したい申請タイミング
補助金を活用したい場合は、金額だけでなく申請タイミングを必ず確認しましょう。
制度によっては、契約後や工事後では申請できない場合があり、順番を間違えると対象外になる可能性があります。
特に空き家の改修では、工事後の申請ができない制度があります。業者への委託契約後も受付できない場合があるため、物件を決めてから急いで工事を進めるのではなく、補助金の対象になるかを先に確認する必要があります。
新築の場合も、使う木材の種類や使用量、住宅性能、申請窓口、受付期間、予算枠などが関係します。設計が進んだ後で制度を確認すると、条件に合わないことが分かる場合もあります。
補助金を考えるときは、次の順番で整理しておくと確認漏れを減らせます。
- 移住先の市町村を決める
- 新築か空き家活用かを大まかに決める
- 使えそうな補助金を自治体の公式ページで確認する
- 対象者、対象住宅、対象工事、申請期限を確認する
- 契約前、着工前に申請が必要か確認する
- 施工会社に制度の対象になる計画か相談する
- 予算上限や受付終了の可能性も確認する
この順番は、すべての制度にそのまま当てはまるわけではありません。ただ、補助金は「あとから申請すればよい」と考えない方が安全です。
家づくりや空き家改修を進める前に、自治体窓口と施工会社の両方に確認しておくと、制度の使い漏れや申請ミスを防ぎやすくなります。
■ 達美建設に相談できること
達美建設では、真庭市・津山市を中心に、注文住宅やリフォーム・リノベーション、修繕・メンテナンスなどに対応しています。
移住後の住まいについても、新築だけでなく、既存住宅の改修や補助金に関する相談を早めに行うことで、計画を整理しやすくなります。
達美建設の注文住宅ページでは、真庭市の木材を活用した地域産材や、岡山県産材利用による補助金、移住者補助金、空き家購入補助金などについても相談を承っていると案内しています。
また、注文住宅では3DCADを活用し、間取りや素材感、窓の高さ、棚の位置などを具体的に確認しながら提案しています。移住後の暮らしをイメージしながら家づくりを進めたい方にとって、図面だけでは分かりにくい部分を確認しやすい方法です。
空き家活用を検討している場合も、建物の状態や改修範囲によって必要な工事は変わります。水回り、内装、外装、間取り変更、断熱、収納など、どこまで手を入れるべきかを確認しながら考えることが大切です。
新築にするか、空き家を活用するか迷っている段階でも問題ありません。まずは、家族構成、予算、移住時期、希望エリア、暮らし方を整理しながら相談すると、選択肢が見えやすくなります。
新築での家づくりを検討している方は、達美建設の注文住宅ページも参考にしてみてください。
■ まとめ
真庭市・津山市へ移住して家を持つ場合は、新築と空き家活用のどちらが自分たちに合うかを整理することが大切です。
新築は暮らしに合わせて計画しやすく、地域材や木造住宅に関する補助金を確認できる場合があります。空き家活用は、既存の建物や土地を活かせる一方で、購入費だけでなく改修費や建物状態の確認が欠かせません。
2026年時点では、真庭市の木材利活用促進支援事業、岡山県のおかやまの木で家づくり支援事業、津山市や真庭市の空き家活用関連補助金、岡山県の移住支援金など、住まいに関係する制度が複数あります。
ただし、補助金は年度、予算、対象条件、申請タイミングによって使えるかどうかが変わります。契約後や工事後では申請できない制度もあるため、家づくりや空き家改修を進める前に確認しておきましょう。
移住後の住まいは、金額だけでなく、日々の暮らしやすさ、将来のメンテナンス、家族の変化まで含めて考えることが大切です。真庭市・津山市周辺で新築やリフォームを検討している方は、早めに住まいの方向性を整理しておくと安心です。
まだ新築か空き家活用か決まっていない段階でも大丈夫です。

